はじめる
Archを手に入れるところから、初回の設定を終えて、最初の投稿が誰かに届くまで。 ここを上から順に読めば、はじめての方が迷う場所はひととおり通れます。
Archを始めるのに必要なものは2つだけです。すでに使っている人からの招待リンク(またはQRコード)と、 インターネット接続です。メールアドレスも電話番号もパスワードも登録しません。 アカウントはあなたの端末の中で作られます。
手に入れる
配布は準備中です。アプリの入手先はまだ公開していません。 公開したときに、このページとトップページに入手先を掲載します。提供は日本から始めます。
配る経路は3つを予定しています。どの経路で入れても、アプリの中身と使い方は同じです。
App Store
iPhone・iPad・Mac向け。
Google Play
Android向け。
公式サイトからの直接ダウンロード
Windows・macOS・Linux・Android向け。
動作する端末の条件
下の版より古いOSでは動きません。お使いの端末のOSの版を先に確かめてください。
| 端末 | 必要なOSの版 |
|---|---|
| iPhone・iPad | iOS 16 以上(A12 Bionic 以降の機種) |
| Android | Android 10 以上(64ビット・arm64-v8a) |
| Windowsパソコン | Windows 11 以上(64ビット・Intel / AMD。ARM版では動作を確認していません) |
| Mac | macOS 14 以上(Apple シリコン・Intel のどちらも動きます) |
| Linuxパソコン | Ubuntu 22.04 LTS 以上(64ビット・Intel / AMD または arm64。ほかの配布版では動作を確認していません) |
| メモリ | スマートフォンは3GB以上、パソコンは4GB以上(ライブ配信やグループ通話を使うなら、スマートフォン4GB・パソコン8GB以上をおすすめします) |
| 空き容量 | 2GB以上(アプリ本体のほかに、受け取ったものを保存します。動画を多く受け取るなら8GB以上をおすすめします。保存する量は 設定>ストレージ管理 で変えられます) |
招待をもらう
Archへの参加は、すでに参加している人からの招待リンクで始まります。運営がお一人ずつに配ることはしません。 知り合いに声をかけて、その人のアプリの「招待の発行」から出たリンクかQRコードを送ってもらってください。 招待は人数にも期限にも制限がないので、1人から何人でも受け取れます。
初回の設定
初回の設定は、途中で選ぶことがほとんどありません。案内どおりに進めば10分ほどで終わります。 ただしリカバリー鍵の保管だけは、あとで済ませることができないので、 保管する場所(パソコンやUSBメモリ、あるいは紙とペン)を先に用意してから始めると滑らかです。 また、年齢の確認にインターネット接続を使うため、オフラインのままでは設定を終えられません。
- 「招待を受けて参加」を選ぶ 最初に出る「ようこそ」の画面には、「招待を受けて参加」「既存アカウントを復旧」「この端末を追加」の3つが並びます。 はじめての方が押すのは「招待を受けて参加」だけです。 あとの2つは、すべての端末を失った方と、別の端末ですでにArchを使っている方のための入口です。
- 招待を読み取る QRコードをカメラで読み取るか、もらったリンクを貼り付けます。 正しい招待かどうかはその場で端末の中だけで確かめるので、招待してくれた人がそのときオンラインである必要はありません。 確認が通ると「招待してくれた人」が表示されます。見覚えのある相手であることを確かめて次へ進みます。
- 利用規約に同意する 利用規約・免責事項・プライバシーポリシーが1つの続きものとして表示されます。 末尾まで読み進めると「同意して続ける」を押せるようになります。
- アカウントができる(操作は要りません) あなたの端末の中で鍵が作られ、それがそのままアカウントになります。 外部へ何かを送ることはありません。この画面は自動で進み、できあがると次へ移ります。 途中で失敗した場合は中途半端な状態を残さず、最初からやり直します。
-
リカバリー鍵を保管する
すべての端末を失ったときにアカウントを取り戻すための鍵です。中身は12個の単語の並びです。
保管のしかたは次の3つから選びます。12個の単語が画面に出るのは「紙に書き写す」を選んだときだけで、
ほかの2つはファイルとして保存します。
- 暗号化ファイルとして保存(既定・おすすめ)
- USBメモリに保存
- 紙に書き写す
- 保管できたかを確かめる 保管したつもりで保管できていない、という失敗を防ぐための確認です。 ファイルで保管した方は保存先からそのファイルを選んでパスフレーズで開き、 紙に書き写した方は控えた単語のうちいくつかを入力します。 ここに合格すると、端末の中に一時的に持っていたリカバリー鍵の控えが消えます。 アカウントの鍵はそのまま残るので、Archはこれまでどおり使えます。 以後、12個の単語を画面に表示し直すことはできません。 この確認を飛ばして先へ進むことはできません。
- プロフィールを決める 表示名(1〜50文字)とアイコンを決めます。画面を開いた時点で既定の表示名と自動で作られたアイコンが入っているので、 「あとで設定」を選んでも空のままにはなりません。写真ライブラリやカメラから選んだ画像は、位置と大きさを調整して切り抜けます。
- 年齢の確認が終わる スマートフォンでは操作は要りません。数秒で背後で終わり、画面も出ません。 OSが年齢の目安を返さない地域や環境でだけ、生年月日を入力する画面が出ます。 入力した生年月日は端末の中だけに保存され、ネットワークへは出ません。 パソコン(ダウンロード版)では画面にQRコードが出るので、スマートフォンのArchの 「設定 > 年齢確認 > デスクトップと連携」から読み取ります。身分証明書の画像を求めることはありません。
- ホームに着く 設定はここまでです。ホームには「フォロー中」と「発見」の2つのタブがあり、 最初は「発見」タブが開きます。フォローしている人がいなくても、 つながりをたどって届いた投稿がここに並びます。 フォローした人ができたあとの通常の起動では「フォロー中」が開きます。
アカウントは、あなたの端末の中で作られます
Archにはログインの手続きがありません。パスワードも、パスワードを預ける場所もありません。 アカウントの正体は、初回の設定であなたの端末が作った鍵そのものです。 投稿やメッセージにはこの鍵で署名が付き、受け取った側はその署名を確かめて「確かに本人だ」と判断します。
作られる鍵は3種類あります。役割が違うので、この3つを分けて覚えておくと、 端末を増やすときや機種変更のときに迷いません。
| 鍵 | 役割 | 置き場所 |
|---|---|---|
| アカウントの鍵 | あなたというアカウントそのもの。 | 最初にアカウントを作った端末 |
| 端末の鍵 | その端末が投稿やメッセージに署名するための鍵。端末ごとに違います。 | それぞれの端末 |
| リカバリー鍵 | すべての端末を失ったときにアカウントを取り戻すための鍵(12個の単語)。 | あなたが選んだ保管先 |
運営はこのどれも預かっていません。預かっていないので、運営があなたのアカウントを操作することも、 なりすますこともできません。その代わり、復旧の手立てもリカバリー鍵しかありません。 リカバリー鍵まで失った場合、運営を含めて誰にも復旧する手段がありません。 新しくアカウントを作り、招待を受け直すことになります。 これは「運営が誰のアカウントにも入れない」ことと同じ性質のもので、片方だけを外すことはできません。
最初の30分
設定が終わった直後は、まだつながりが少ない状態です。「発見」タブには、招待でつながった相手や、 たまたま見つかった人の投稿が並びます。フォローを増やすほど届く経路が増えて、流れる量も増えていきます。 下の順に手を動かすと、投稿が流れ、相手とつながり、Archが動いている実感が持てるところまで進みます。 通しで30分ほどです。
- プロフィールを整える約3分 自分のプロフィールの「編集」、または「設定 > プロフィールの編集」から、表示名・自己紹介・アイコンを直します。 あなたが誰なのかが伝わると、このあとのフォローが返ってきやすくなります。
- 「発見」タブを流し読みする約5分 ホームの「発見」タブには、つながりをたどって届いた投稿が並びます。 まだ誰もフォローしていない時点で中身が出てくる、唯一の入口です。 どんな人がいるのかを、ここでひととおり眺めます。
- 気になる人をフォローする約5分 ホーム上部バー右端の検索アイコンを押します。「人」「ルーム」「投稿」の3つのタブがあり、 まず自分の端末の中を即座に探し、続いて近くのつながりへ範囲を広げます (検索の言葉が近くのつながりへ伝わることの確認が、初回に一度だけ出ます)。 投稿の投稿者名からもプロフィールへ移れます。
- 最初の投稿を書く約5分 ホーム上部バー左端の自分のアバターを押して自分のプロフィールを開き、「+ 投稿」から書きます。 文章のほか、画像・動画を添えられ、消えるまでの時間を決めることもできます。 オフラインでも投稿の操作は成功し、「送信待ち」として端末に貯まります。
- チャットを試す約5分 下部の「チャット」タブを開き、新規のアイコンから相手を選んでやりとりを始めます。グループも同じ場所から作ります。 チャットの中身は端末どうしで暗号化されていて、運営には読めません。 1対1の音声通話・ビデオ通話もこの画面から始められ、通話中は画面の上に通話バーが出るだけで、別の画面には移りません。 知らない相手から届いた最初のメッセージは、通常の一覧ではなく「リクエスト」の枠に入ります。
- 掲示板を覗く約3分 下部の「掲示板」タブを開くと、板の一覧が出ます。板の中身はスレッド形式で、返信のほかに賛成・反対の投票ができます。 板の一覧はアプリに入っておらずネットワーク経由で届くので、直後は空のことがあります。 その場合はアプリを起動したまま数分待ってください。
-
設定をひととおり見る約4分
下部の「設定」タブには、Archを使ううえで要になる項目がまとまっています。
最初に見ておくとよいのは次の4つです。
- 招待の発行— 自分の招待QR・リンクを人に渡せます。自分の招待は常に1つで、人数にも期限にも制限がありません。
- 端末管理— 2台目の端末を足すときはここから。
- 通知設定— どの知らせを受け取るか、通知に本文を出すか、在席(オンライン表示)を隠すかを決めます。
- ネットワーク状態— つながっている相手の数と、送信待ちの中身が見えます。届かないときに最初に開く画面です。
つまずきやすいところ
Archは、運営のサーバーを通さずに端末どうしが直接つながるしくみです。 そのため、ふつうのSNSとは前提が違うところで戸惑いが起きます。 起きやすい順に、何が起きているのかと、どうすればよいかを並べます。
相手のアプリが起動していないと届きません
投稿もメッセージも、まずあなたの端末に保存され、そこからつながっている相手へ順に渡っていきます。 相手がアプリを閉じている間は届かず、相手がアプリを開いた瞬間にまとめて届きます。 預かってくれる中継役がいないための待ち時間で、不具合ではありません。共通の知り合いが多いほど経路が増え、早く届きます。
なお、送れたかどうかを送信側から確かめることはできません。 「送れていない」のか「相手がまだ受け取っていない」のかを見分ける方法はなく、 記録がどこにも残らないため、運営に問い合わせて調べることもできません。 手がかりになるのは「設定 > ネットワーク状態」の送信待ちの件数(まだ自分の端末を出ていないものの数)だけです。
いつまでも動かないときは、同じ画面でつながっている相手の数を見てください。0のままなら、まだネットワークに入れていません。 順に、①端末のネットワーク接続 ②同じ画面の「再接続」(画面を下に引くのは表示の更新だけで、つなぎ直しではありません) ③アプリの再起動 ④職場・学校・公共のWi-Fiでは端末どうしの直接の通信が塞がれていることがあるのでモバイル回線や自宅の回線で試す ⑤省電力の設定でバックグラウンドの通信が止まっていないか ⑥招待をもらい直す、の順に確かめます。
招待は人づてに渡します
自分の招待は「設定 > 招待の発行」から出します。招待は常に1つで、人数にも期限にも制限がなく、何人にでも同じものを渡せます。 作り直すと前のリンクとQRは使えなくなりますが、すでに参加した人には影響しません。
受け取る側でつまずくのは、次の3つです。
- 「招待が無効になっています」と出る— 渡した人が招待を作り直しています。最新のリンクかQRをもらい直してください。
- 「招待リンクが正しくありません」と出る— 途中で改行が入るなどして形が壊れています。もう一度きれいに貼り直してください。
- リンクを開いてもアプリが反応しない— 先にArchを起動して、アプリの中の「招待を受けて参加」から読み取り直してください。
通知を切ると、届き方が変わります
Archの通知は「新しく届いたものがあります」という合図だけを運びます。本文は通知のしくみを通らず、 端末が起きたあとに端末の中で組み立てられます。運営が中身を見ることはできません。
このため、iOSで通知を切ると、アプリを自分で開くまで新しいものが届かなくなります。通知が端末を起こす役割を兼ねているためです。 Androidで Google Play 開発者サービスが入っていない端末には合図が届きませんが、 この場合もアプリを開いたときにまとめて受け取れ、機能はすべてそのまま使えます。 受け取り方は「設定 > 通知設定」で決められます。 同じ画面の「在席を隠す」を入れると自分がオンラインであることを隠せますが、 お互いさまのしくみなので、隠すと相手の在席も見えなくなります。
端末を増やすときは、最初の端末が要ります
2台目を足すときは、新しい端末の「ようこそ」画面で「この端末を追加」を選ぶとQRコードが出ます。 それを、最初にアカウントを作った端末の「設定 > 端末管理 > 端末を追加」で読み取ります。 2台の画面に出る照合用の文字列が同じであることを確かめてから承認すると、あとは自動で終わります。 2台が同じWi-Fiにつながっている必要はありません。過去の投稿やチャットも、その端末の保存容量の設定の範囲まで自動で同期されます。
気をつける点は、端末の追加・取り消し・引き継ぎができるのは、最初にアカウントを作った端末だけだということです。 機種変更でその端末そのものを買い替えるときは、「設定 > 端末管理」から鍵の移動(アカウントの主を新しい端末へ移す手続き)を行います。 2台を手元に並べ、QRコードを交互に読み取って進めます。 古い端末が使えるうちに手続きするほうが、はるかに簡単です。
端末をなくしたときは、なくしたのが2台目以降で最初の端末が手元にあるなら、そこからその端末の承認を取り消してください。 以後その端末の署名は受け付けられなくなります。最初の端末を失ったときは、リカバリー鍵で新しい端末に復旧します。 復旧すると古い鍵は無効になり、手元に残っているほかの端末の承認もすべて無効になるので、使い続ける端末は追加し直します。 取り消しも復旧も「これから先を止める」もので、すでに相手の端末へ届いた過去の投稿が消えるわけではありません。
そのほか、よく戸惑うこと
| 起きること | どうなっているか | どうするか |
|---|---|---|
| 掲示板の板が1つも出ない | 板の一覧はアプリに入っておらず、ネットワーク経由で届きます。 | オンラインのまま数分そのまま起動しておいてください。18歳以上限定の板は、18歳以上と確定していない端末には一覧にも検索結果にも出ません。 |
| いいねや返信の数が、人によって違って見える | 数字は、その端末に届いた範囲の値です。全体を数えている場所がありません。 | 差があるのが正常です。フォロワー数が「130+」のように「以上」付きで出るのも同じ理由です。 |
| 投稿を消したのに、相手の画面に残っている | 削除は「これから先」にしか効きません。 | すでに受け取られたものが全員の端末から消えるとは限りません。出す前に一度読み返すのが確実です。 |
| パソコンの初回設定だけ、ウインドウが小さい | 初回の設定は小さめのウインドウで表示する作りです。 | 故障ではありません。設定が終わると通常の大きさに戻ります。 |
| 12個の単語を入れても復旧できない | 順番違い、似た綴りの取り違え、余分な空白や改行が原因のことがほとんどです。 | この3点を確かめて入れ直してください。入力を間違えても、何も変更されません。 |
- 届くのは、相手がアプリを開いてからです。
- オフラインはエラーではありません。書いたものは端末に貯まり、つながったときに出ていきます。
- 削除と取り消しは、これから先にしか効きません。
- 数字は端末ごとに違います。全体を数える場所がありません。
- 「隠す」は、あなたの端末での見え方を変える設定です。
次に読むもの
ここまでで、Archはひととおり使える状態になっています。次は、目的に合わせて読み進めてください。